さくら通りと阪本町公園

数年前に気が付いたことがあるのだが、どうやらぼくは「木漏れ陽(こもれび)」というのが好きなようだ。なんかいいな、とか、ちょっと好き、という感じではなくて、いい感じの木漏れ陽さえあれば、「もう人生これでいいや(笑)」というほど幸福感でつつまれてしまう。ぼくの脳はなんて単純な仕組みなんだろう・・・

毎朝、茅場町で電車を降りると阪本町公園という小さな公園で一服し、その後おもむろにさくら通りに面した事務所に出勤、というのが日々の行動パターンなのだが、この坂本町公園もさくら通りも、じつに木漏れ陽が綺麗なのだ。

もちろん、気持ちよく晴れた日というのはそうそう毎日は続かないわけで、1年の3分の1くらいは、幸福な気分につつまれて出勤し、残りの日はちょっと残念な気分で仕事を始めるということになる。(冬の間は桜は葉を落としてしまって木漏れ陽にはならないのだが、そのかわり、澄んだ青空がとても高いところに広がることが多く、それはそれで好ましい。)

というわけで、もしも私にお願いごとをしたいかたがいれば、東京都中央区あたりが気持ちよく晴れた日の朝、ご連絡をいただけると大変に機嫌よく引き受けさせていただきます。(^^)

さくら通りの風景 坂本町公園の朝
さくら通りの風景 坂本町公園の朝