宇宙じんをつかまえろ(準備編)

先日考えた宇宙じん(塵)捕獲計画。雨水と一緒に降ってくる宇宙塵を集めて観察すべく、ネットショップや100円ショップなどを回りながら道具を揃えてみた。

まずは顕微鏡。メーカーが色々あってよくわからなかったが、望遠鏡メーカーとしても聞いたことのあったCelestronのものに決定。照明は白色LED6個。映像素子が1.3MPとかなり低いが、言い換えれば1280×1024px。PCモニターで見るだけならこれで充分だ。内田洋行の理科カタログだと11,600円となっていたが、amazonだとなんと5,400円。並行輸入品なので安いらしい。購入後早速PCにつなぎ、「何を見ようか・・」と、つい自分の頭皮を見てしまい大後悔。とても自分の一部とは思えなかった。。。

そして集積装置のための諸々
2)特大漏斗。これはネットで探し回って「業務用厨房用品」の中に見つけた。直径18センチ。1個263円也。(ただし送料別)
3)ホースと長い棒。それぞれ100円ショップで購入。
4)集積瓶。「富士山麓の水」2Lペットボトルを利用。
5)その他。固定用の針金入りワイヤとか、漏斗を取り付けるための長めのボルトナット、さらにそのボルトを棒に通すための穴あけなど。これらはマイ工具箱から。

要するに顕微鏡以外ほとんど費用はかかっていない上、顕微鏡自体も格安で一式取りそろえることができてしまった。

さて、組み立てにかかってみる。最初は漏斗と長い棒との接続。「長い棒」というのはどうやら清掃用品(の一部)らしいのだが、どうやって何に使うものなのか不明(笑)。とにかく1mほどの柄の部分がプラスチックのようで防水性もありそうだったのだが、穴を空けてみて中身が竹であることが判明。軽いのにあまり「しならない」と思っていたらそういうことだったのか。とにかくこの接続部分は「木」と「金属」でいかにも雨に弱そうな感じがするので、接続後は『万能ボンド』をたっぷり振りかけて防錆・防腐措置。

漏斗とホース、ホースと集積瓶は、まるであつらえたようにぴったりはまった。まあ仮にはずれたとしても落下事故にはならない部分なのでここはそのまま使用。

次に、ベランダの手すりと集積装置の固定。いろいろ試行錯誤してみたが、結局ワイヤーでしばりつけるのがもっとも堅牢でかつ融通が利くという結論に。何重にも巻いた後、ここにも万能ボンドをふりかけて固定。

最後にホースの固定。これは念のための措置だが、長めの結束バンドで手すりに固定することで、大風が吹いてもペットボトルにホースの振動が伝わりにくくなったはず。工作と設置の所要時間は30分といったところ。

・・と、長々と説明しても文章だけで表現するには限界があるので下記がその画像。
IMAG0110

問題が1つだけ。気のせいかもしれないがここ1カ月ほど、雨らしい雨が降っていないのだ。このまま梅雨入りを気長に待つしかないかな。。